来てくれてありがとう
そう思っていると、2006年に赤ちゃんを出産した時の夢を見ました。
※死産のお話になるため抵抗のある方はご遠慮いただければと思います。
まだ若かったべび達夫婦。べび待ちをしてすぐに赤ちゃんが来てくれました
妊娠する事がこんなにも難しく、また元気に産まれてきてくれる事を何も疑っていない頃です！
妊娠24週。妊娠7ヵ月。出産予定日まで残り100日。突然の事。
数日前まで普通に元気にお腹でぽこぽこ動いていたのに、安定期の妊婦検診で突然突きつけられた心臓停止の事実。後半先生の声はほとんど聞こえなくなりました。
一週間後、現実を受け入れられないまま、赤ちゃんを身体の外に出す事になりました。
2日間かけ、子宮口にラミナリアと言う棒を何度もいれなおして広げ、陣痛促進剤を使い陣痛を起こし、通常の出産と同じように行われました。
痛みで朦朧とする中、早く終わってと思う反面、痛みが終わる=赤ちゃんとの本当のさようならと思うと頭がおかしくなりそうでした。
パチンと音がしてついに破水。痛みの弱かった時間も含めて総陣痛時間は28時間。
AM6時51分。身長32センチ。体重550グラム。性別男の子。
わが子との初対面。わが子のなきがら。かわいいかわいいお顔をしてて、心臓が止まったいるなんて信じられず、溢れる涙を止められないまま小さな手を握りました。
病院にお願いをし保冷剤の入った箱に赤ちゃんに入ってもらい、最初で最後の一夜を家族3人ですごし、翌日5時間の外出許可をもらい、役場への死産の届け出やお寺、火葬場へ行きました。
「骨はほとんど残らないかもしれません」と言われていたけれど、しっかりと残り、小さな骨をいくつも夫と二人で箸わたしをしました。
ずっと見ていなかったこの時の赤ちゃんの夢
元気に産まれていたら１２歳☆もしかしたら、明日は大丈夫だよと、言いにきてくれたのかな
ありがとう
がんばるぞー.
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